※Putali Peakの企画・実施するイベントは
公益社団法人日本山岳ガイド協会のガイドラインにのっとり、新型コロナウィルス感染症対策を実施し、開催しています
Putali Peakが実施する 家族向けイベント
「親子登山教室」は、主にファミリー向けに行う登山体験イベント。
こどもたちに自己肯定感、達成感、慈しむ心、小さな成功体験をしてもらうことを目的とする非営利の社会貢献事業です。
アウトドアスポーツの振興を図り、子どもたちの心身の健全発達に寄与します。
こどもの自己肯定感や
自信を育む体験プログラム
山に登ると、ふだん私たちが暮らしている「都市」と違うことがたくさんあることに気づかされます。大自然の美しさだけでなく、時には厳しさも体験することにより、「生きていること」をリアルに感じられ、多くの学びがそこにあります。
さあ、こどもと一緒の目線で、まずは自然に触れあって親しむことからはじめませんか。
このプログラムでは、下記のこどもに4つの項目を養うことが目的としています。
◇バランス能力を養う
昔の人たちは、旅行に行くには峠を越えていかねばなりませんでしたが、
現代の私たちの生活は、アスファルトの舗装された道しか歩かないことがほとんど。
移動も電車や車を利用するので、昔の人に比べて不整地を歩く機会は減ってしまっています。
山の中には不整地が多く、定期的に山に登ることで
ジャングルジムのように自然とバランスをとって歩くことが多くなるため、
本来こどもがもっているバランス能力が養われます。
◇自然を感じる心を研ぎ澄まし、慈しみの心を育む
こどもは山道に落ちている葉っぱやドングリですら、喜んで宝物にします。
私たちがこどもの頃は小学校の校庭や近所の公園などでドングリを拾って集めたりしたものです。
いまは、なかなかそういった遊びもする機会も少なくなってしまったのではないでしょうか。
さらに、山でしか見られない、触れることのできない生き物もたくさんいます。
好奇心旺盛なこどもは、そういった生き物を見たとき、率直な疑問をぶつけてきます。
そこから、大人も多くの「気づき」を得ることができ、こどもと一緒に親としても成長できるのではないでしょうか。
他方でアウトドアで食べるからこそ、食べ物がより美味しいと感じます。
そういった「発見」を通して、五感を研ぎ澄ます機会となるだけでなく
他の生き物への慈しみの心を育む効果が期待できます。
◇見えないリスクに備える力をつける
山に登るという行為は、私たちの暮らす都市ではなく、自然のなかを歩くのですから、見えない危険が潜んでいます。
山には、私たちがどんなに気をつけていても、抗うことのできない力が働いている世界です。
アウトドア活動をする以上、そこに100%の安全を保障されることはありません。
時には、歩行中に足を滑らせてしまったり、
ハチに刺されてしまったり、
運悪く岩が頭上から落下してきたり、
そういったことで思わぬケガをしてしまう場合もあります。
それでも、救急車がすぐ来てくれたりしません。
しかし、トラブルに「備えて登る」ことを
こどものうちから学ぶことで
自己危機管理能力や仲間を思いやる気持ちを育むことにつながると、私たちは考えます。
◇自己肯定感が増し、心身の健全育成につながる
登山やトレッキングが他の多くの競技スポーツと違う点があります。
それは他人と競うのではなく、
自分と向き合いながら
一歩、また一歩の積み重ねで山頂までたどり着くことで
成功体験を得ることができる点です。
自信にもなりますし、自己肯定感も増すことになり、健全育成をもたらします。
こうした体験を通して、将来こどもが成長し、
『この豊かな自然を大切にしたい』
そんな想いをこどもにもってもらう「種」を
こどもたちの心に一緒に私たちと蒔いていきませんか?
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